EU=ヨーロッパ連合は、福島県産など日本産の食品の輸入規制を撤廃することを明らかにしました。
EUは、これまで福島第一原発の事故を受けて、福島県産など日本の10県の食品の輸入を規制していました。
13日にベルギーで行われた岸田総理とEUのミシェル大統領などの首脳協議の中で、EUは日本政府から科学的に納得できる根拠が示されたとして規制を撤廃することを決めました。規制は、8月上旬にも撤廃される見通しです。
岸田総理「被災地の復興を大きく後押しするものであり、日本政府として高く評価し、そして歓迎いたします」
政府では、今回のEUの決定を追い風にして、処理水を海へ流す計画に難色を示す中国などへの説得を行っていく考えです。
また、内堀知事は「残る11の国と地域の規制撤廃に向けて引き続き取り組んでいく」とコメントしています。