日本海に停滞する梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で北陸地方を中心に激しい雨が降っています。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害への厳重な警戒が必要です。

新潟県内では上越市と妙高市に「土砂災害警戒情報」が発表されていましたが、先ほど解除されました。ただ周辺では昨夜、1時間に35ミリの激しい雨が降り、妙高市では住宅14棟が床下浸水しました。

「7時ちょっと前に水があふれてきて、それから一気に水かさが増しました」

新潟県では、夕方にかけて雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降り、大雨となる見込みで、多い所ではあす朝までの24時間で100ミリの雨が降ると予想されています。

雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨が続くおそれがあり、あすにかけて土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。