中国の上海では2か月以上続いたロックダウンがようやく解除。解除直後はお祭り騒ぎでしたが、飲食店が建ち並ぶエリアではほとんどの店が閉まっています。こうした中、日系企業も業務再開に向け対応に追われています。

■ロックダウン解除のカウントダウン 上海の夜はお祭り騒ぎ

5月31日深夜。日付が変わる瞬間を祝おうと、人々が外に集まっています。

紙吹雪が舞い、レースで優勝したかのようなシャンパンシャワーに太鼓を叩く人、鳴り響く爆竹・・・。まるで、旧正月の春節を思わせるお祭り騒ぎでした。

花火も鳴り響いた


新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込める“ゼロコロナ政策”で2か月以上続いた事実上のロックダウンが、6月1日、解除されたのです。

解放の喜びからか、エンジン音やクラクションを響かせながら、敷地を飛び出す住民たち。

しかし、トラブルも起きていました。メラメラと燃え上がる街路樹。爆竹などの火が燃え移ったのでしょうか?

トラブルも・・・

女性
「うわあ、とんでもないことをしでかしたわ。興奮したのね。燃えてしまったわ」

また、はしゃぐ若者に警官がマスクを付けるよう注意する姿も見られました。

警官に注意されてマスクする若者


敷地を封鎖していたバリケードはハンマーで破壊され、その後ろには大勢の住民たちが拍手で讃えます。

バリケードが壊され拍手する住民たち


■解除されても・・・街は閑散、PCRには長蛇の列

上海では10日以内に感染者が出たマンションなどを除き、▼2200万人の外出が可能に。公共交通機関もほぼ正常化しました。

上海市民
「今日は外出できて、仕事へ行けることがとてもうれしい」

久しぶりの外出を喜ぶ市民


一方で、JNNの記者が訪れたのは普段は通勤時間帯にはかなり混雑する駅。解除初日の6月1日は、閑散としていました。

自由に行動できるようになったものの、いつも満員だった電車の車内は空席が目立ち、道路も空いています。一体なぜなのでしょうか?

ロックダウン前は混雑していた電車


寺島宗樹 記者
「午前9時です。臨時のPCR検査場にはすでに長い列ができています」

交通機関の利用のほかスーパーなど、どこへ行くにも▼72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要なのです。市内9000か所以上に臨時の検査場が設置されました。

PCR検査には行列が