佐藤浩市さんと横浜流星さんのダブル主演で8月に全国公開される映画「春に散る」。若手の人気女優、橋本環奈さんも出演します。ロケは去年、大分で行われ、地元の人もエキストラとして撮影に協力しました。
「春に散る」は沢木耕太郎の同名小説を映画化した作品で、ボクシングに命をかける男たちの生き様を描いた人間ドラマです。佐藤浩市さんと横浜流星さんがダブル主演するほか、橋本環奈さんらが出演。物語の主要な舞台として大分市が登場し、撮影は去年11月に行われました。

(平山キャスター)「佐賀関の権現通りです。ここでは祭りのシーンが撮影され、橋本環奈さんが階段を下りてこの通りを進んでいったということです」
佐賀関では実際のお祭りを再現。地元の人やエキストラなど150人以上が参加して撮影が行われました。
(参加した地元の人)「みんな道の前まで出て見ました」「(橋本環奈さんは)ここをキャリーケースを持って歩いてました」「かわいかったですね。近くで見ることができてうれしかったです」
撮影は大分市ロケーションオフィスの誘致で実現。8月上旬にはロケ地ガイドを発行し、県外からの“聖地巡礼”に期待しています。
(大分市ロケーションオフィス・児玉誠吾さん)「映画を通じて、大分の自分たちの知っている地域が全国の人に見られるということを知っていただきたいと思います。県外の方々にはロケ地巡りで大分に来てほしい」
監督は大分県豊後高田市出身の瀬々敬久氏。ロケ地も含め、大分にもゆかりのある映画「春に散る」は8月25日から全国公開されます。