マグロの一本釣り漁をしていた宮崎市の19歳の男性の左目まぶたに釣り針が刺さり、宮城県の第二管区海上保安本部に救助されました。

救助されたのは、宮崎市の19歳の甲板員の男性です。

宮城県の第二管区海上保安本部によりますと、11日、午後7時23分ごろ、宮城県石巻市の金華山から東北東沖およそ275キロメートルの海上で「乗組員の左目まぶたに釣り針が刺さり、嘔吐や痛みを訴えているのでヘリでの救助をお願いします」と乗組員から通報がありました。

男性は通報からおよそ7時間後の12日午前2時19分に海上保安庁のヘリで救助され、仙台市内の病院に搬送。
左目のまぶたを負傷していますが、意識はあるということです。

男性は、当時、宮崎県南那珂郡南郷町のかつおの一本釣り漁船に乗船していて、キハダマグロを釣り上げ、船に乗せた際にマグロが暴れ、その衝撃で釣り針が刺さったとみられています。

刺さった針の大きさは、たて4センチ、横の幅が2.5センチ、太さが3ミリだったということです。