香川県高松市の中心市街地を歩いて回遊する「プロムナード化」を検討する2回目の会議が開かれました。高松駅北側の車道を一部歩道化した社会実験について、今後は「あなぶきアリーナ香川がオープンした状態を想定すべき」との意見が出されました。

会議には、国、香川県、高松市、交通事業者などが参加。

まず、5月に行われた社会実験について報告が行われました。

社会実験は、5月21日(日)に高松駅の北側の車道約130メートルを歩行者専用にしてイベントを行ったものです。


約1万2千人の来場があり、通常の日曜日に比べ、最も多い時間帯では歩行者が1213人増えたということです。


委員からは1万人規模の「あなぶきアリーナがオープンした状態も想定すべき」といった意見が出されました。

(高松中心市街地 プロムナード化検討会議 西成典久副委員長)「しっかりと議論を尽くして、社会実験もしっかりと実施して、これから検討していく材料をどんどん増やしていく。そして丁寧な合意形成をしていく。それに尽きるかなと思います」

検討会議では、8月にも社会実験を行うなどして検討を進めていく方針です。