宮崎県が改修を予定している県総合運動公園のテニスコートについて、日本テニス協会が、一部をインドアコートに整備するよう県に要望しました。

県は、2027年の国民スポーツ大会に向けて改修を予定している県総合運動公園のテニスコートについて、去年12月に現在の砂入り人工芝からハードコートへ変更する方針を明らかにしていました。

12日は、日本テニス協会の土橋登志久専務理事らが日隈副知事を訪問し、その一部をインドアコートに整備するよう求める要望書を手渡しました。

土橋専務理事は、インドアコートの必要性について、天候に左右されないことや、暑さ対策になること、それに、国際大会やナショナルチームの合宿が可能になることなどをあげています。

(日本テニス協会 土橋登志久専務理事)
「日本からより多くの選手が世界に挑戦していただきたいっていう思いもありますので、そうなると、国際大会をいかに日本国内に増やしていくかということ、それが誘致しやすくなる」

県では、現在、テニスコートの設計について検討を進めている段階だということです。