山口県の魅力を全国へ・大内文化に新たな歴史

約600年前、現在の山口県を中心に栄えた西国一の守護大名・大内氏。

山口県が誇る国宝瑠璃光寺五重塔や、伝統工芸の大内塗。京都を模してつくられたとされる町並み…今も山口県には大内氏が築いた大内文化が色濃く残っています。そして時は令和。今回お伝えするのは、そんな大内文化の歴史に新たに刻まれた取り組みです。

スタッフ
「今回何をはじめられた?」

仕掛け人・田中光敏さん
「はい、将軍体験コースというプランを考えました」

歴史に刻まれたものとは、4月からはじまった将軍体験コース。大内氏の第30代義興が室町幕府前、将軍の足利義稙をもてなした、中世最大の催事を再現するという企画。簡単にいえば参加者はぜいたくにもてなされ、将軍気分を味わうことができるんです。

田中さん
「山口は『西の京やまぐち』とよく言われますが、大内氏についてあまり知られていない現状がある。そこで知っていただくきっかけになるようなイベントを実施したいと始めました」