連日熱戦が繰り広げられている夏の高校野球・岡山・香川大会です。岡山大会4日目のきょう(12日)は1回戦7試合が行われました。

マスカットスタジアムで行われた「倉敷 対 岡山御津」。試合が動いたのは4回裏、倉敷・1アウト2塁3塁で6番の高田。前進守備の頭を越える走者一掃のタイムリースリーベースを放ち、先制します。

3点を追いかける岡山御津は5回表に2番、草地のライト線へのヒットで1点差に詰め寄ります。しかし、その裏に倉敷が4点を追加し迎えた6回裏。1アウト3塁の場面で2番田中がライトへ鋭い打球を放ちます。さらに打った田中も

(田中碧選手)「ホームまで必死に走って」

このランニングホームランなどでこの回5点を追加した倉敷が12対2で岡山御津を下し、3年連続で1回戦を突破しました。

(倉敷 田中碧選手)「次がおかやま山陽なので倒して、そのまま勢いに乗って優勝できるように頑張ります」

マスカットスタジアムの第2試合は、就実が4番加藤のタイムリーなどで初回に4点を先制します。その後も得点を重ねた就実が22対1で岡山白陵を破りました。

岡山大会このほかの結果です。笠岡工業は14対1で津山東を破り、10年ぶりの1回戦突破を果たしました。

玉野商工と倉敷天城の試合は雨のため継続試合となり、明日、4回ウラの玉野商工の攻撃から再開されます。

続いて香川大会の結果です。志度が16対2で高松東に快勝しています。