利用客の低迷によって存続か廃線かで揺れる、JR予土線の魅力を発信しようと、愛媛県内の大学生がPRに乗り出しています。
PR活動を行うのは愛媛大学と松山大学の男子学生4人です。
9日(日)、愛媛県宇和島市にある宇和島駅に集合した4人は名物のトロッコ列車に乗り込み、現地視察に出かけました。
緑のトンネルを抜けながら高知方面に向かいます。学生たちは目を見張りながら、カメラやスマートフォンで撮影。
特に高知に入ると清流・四万十川のそばを通るルートが多く、予土線ならではの風景に魅了されたようでした。
(学生)
「個人的には、高知県側は四万十川を横目で見られるのと、愛媛県側に入って田園風景が広がっているという、この二つの側面を持っているというのが予土線の魅力だと思う」
また、道中、沿線でも集客力の高い観光施設「海洋堂ホビー館四万十」にも立ち寄り、約8000体もある精巧なフィギュアに見入っていました。
今回の現地視察を企画した予土線地域の活性化をめざす団体は、若い世代の利用促進と魅力発信に期待しています。
(JR予土線圏域の明日を考える会・上甲俊史副会長)
「我々としては観光で利用してもらう。あるいは生活の中で利用してもらうという色々な面で利用してもらう、何かきっかけを作りたいなと思っている。そういう意味で今回、学生の方に一緒になってもらって、魅力を発信してもらったり、また趣味活動をしてもらったりしながら、皆さんに知ってもらいたいなと思う」
大学生は視察の様子を自身のSNSで発信するほか、今月22日から愛媛県美術館で始まる「海洋堂展」なども通して、予土線のPRに一役買うことにしています。
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