熱戦が続く夏の高校野球県大会。10日の雨により初めて継続試合となった大分東と大分高専は最後までもつれる接戦になりました。
第1試合は大分東対大分高専、10日の雨で中断した7回表1アウト、6番バッターの2ストライクの場面から再開されました。
1点を追う大分高専は7回ウラ、ノーアウト3塁から4番小野が犠牲フライ、再開後すぐに同点に追いつきます。しかし土壇場の9回表、大分東は1アウト2塁1塁のチャンスを作ると10日はノーエラーだった大分高専にまさかの守りのミス。この1点が決勝点となり、大分東が2日間にわたる熱戦を2対1で制して5年ぶりの夏1勝を手にしました。
(大分東・野間俊平主将)「継続試合は(試合の)途中からなので、気持ちの持ち方や試合の雰囲気がきついのと楽しいのと半々でした」
第2試合は11年ぶりの甲子園を目指す杵築が三重総合と対戦しました。1回表。杵築は2アウト3塁1塁から5番池田がセンター前に弾き返し1点を先制します。このあと、4回に3点、8回に6点を加えた杵築が10対0、8回コールドで初戦を突破しました。
このほか、第3試合では柳ヶ浦が3対2で宇佐を下しました。12日は国東対楊志館。中津北対日出総合。大分雄城台対中津東の3試合が予定されています。