建設業界で担い手の確保が課題となる中、業界の魅力を知ってもらおうというセミナーが宮崎市の高校で開かれました。

このセミナーは、県内外の建設業者13社が実施したもので、宮崎工業高校建築科の2年生、38人が参加しました。

生徒たちは、建設業界の現状や魅力について説明を受けたあと、職人から直接、指導を受けながら塗装作業や足場の組み立て作業などを体験しました。

(足場設置体験)「安全帯よし、足元確認よし、頭上確認よし」

(株式会社長瀬建設 代表取締役 長瀬貴之さん)
「いろんな職種、例えば足場だとか、いろいろですねそういう体験を通じて、ものづくりの楽しさというのを、ぜひ知っていただきたい」

(生徒)
「思っていたより簡単そうに見えてたけど、結構力使ったりして、職人さんたちはそれ(配管の切断)を、すぐしたからやっぱすごいなと感じました」
「(将来は)お客さんの依頼した建物を作って、そのお客さんが喜んでもらえるような立派な家を建てたいと思います」

建設業界では若手の職人が減少していて、主催した企業はこうした活動を通じて担い手の確保につなげたいとしています。