図書館に行くことなくスマートフォンやパソコンなどで電子書籍を読むことができるサービスが11日から新潟県立図書館で始まりました。

「電子書籍サービス」で読むことができるのは、専門書や学術書、ビジネス書などおよそ3000冊です。

社会のデジタル化に対応するとともに、図書館に来るのが難しい社会人の資格取得などを応援しようと始めたサービスで、初日の11日は図書館で体験会を開催しています。

サービスを利用できるのは県内に在住、在勤・在学していて県立図書館の利用カードを持っている人で、24時間いつでも読むことができますが同時に読めるのは1人だけです。

文字を読むことが難しい人や目が見えない人でも本を読めるように文章を読み上げる機能があります。

【新潟県立図書館 有本数子 副館長】「新型ウイルスの影響で非来館型のサービスの充実が課題になったということと、児童、生徒がタブレットでの調べ学習に使っていただきたいと思い導入を決めました」

電子書籍サービスの体験会は午後5時までで15日にも開催します。