IAEA=国際原子力機関が評価した福島第一原発の処理水放出計画。中国が猛反発を続けています。
中国中央テレビ(4日放送)
「『汚染水』を海に放出するという、長期かつ大規模なプログラムを運営・管理する東京電力の能力は、大きなリスクです」
海洋放出に反対する特別番組を連日放送する中国国営の中央テレビ。
専門家
「中国の反応は非常に理にかなっていて、力強いものだ」
メディアは処理水放出反対のキャンペーンを続けていて、ネット上でも反対の色が濃くなっています。
中国SNS
「日本製の化粧品はまだ使っていいのでしょうか?今日以降に生産された物はできるだけ使わないで」
日本で生産された化粧品を使ったり、食品を食べたりしないよう呼びかける動画が多く投稿されているのです。
国民の反応も。
「沿岸部に住む私たちは皆、海産物を食べているので、将来も大丈夫なのかと心配しています」
「全世界が反対すべきだ」
中国にある日本大使館はSNSなどを通じ、処理水に含まれる放射性物質の濃度が基準値以下であることなど、科学的な情報を発信し理解を得る努力をしていますが、中国側の対応はエスカレートする一方です。
中国外務省 汪文斌報道官
「核汚染水は核汚染水だ。日本側が何を言おうと、正常な水に変えることはできない」
国民の健康を重視する政府だとアピールしたい面もあるとみられますが、日中外交筋はこう解説します。
日中外交筋
「反日カードにしようとキャンペーンを張ってきたが、乗ってくるのはもはやロシアと北朝鮮、一部の国の野党くらい。いまさら、国民に『やっぱり安全でした』とも言えないから、振り上げたこぶしを下ろせなくなっているのではないか」
中国は、処理水が放出された場合には対抗措置を取る可能性を示唆するなど、強気の姿勢を崩す気配はなく、日中関係を冷え込ませる問題に発展するとの懸念が高まっています。
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