県立中央病院と北病院の2022年度の決算が発表され、13年連続で黒字となりました。

県立中央病院と北病院を運営する地方独立行政法人 山梨県立病院機構によりますと、2022年度の機構全体の収入は前の年度に比べ2.1%増え、約314億円でした。

支出も3.3%増えて294億円でした。

経常利益は20億3100万円で前の年度から13%あまり減りましたが、2010年度に地方独立行政法人になってから3番目に高くなりました。

また純利益は19億6100万円で、13年連続の黒字です。

これについて機構は、新型コロナの病床確保にかかる補助金の減少や光熱費の高騰で支出が増加した一方、外来や入院患者の増加で収益も約10億円増えたためとしています。