来月(8月)で、終戦から78年を迎えます。広島や長崎で被爆し亡くなった犠牲者を悼む慰霊祭が、岡山市北区で営まれました。
「黙とう」
原爆死没者慰霊祭には、岡山県内に住む被爆者や遺族ら約30人が参列。黙とうを捧げた後、献花台に花を手向け、平和な未来を願いました。
岡山県で被爆者健康手帳を所持している人は938人で、昨年から76人減少していて、平均年齢は85.8歳と高齢化も進んでいます。ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、改めて伝えたい思いがあるといいます。
(岡山県原爆被爆者会 廣信靖之 会長)(※靖の「月」部分が円))「被爆の恐ろしさとか悲惨さを、皆さんに知っていただいて、戦争のない世界に向けて発信していけばと思います」
今月(7月)27日からは、JR岡山駅のエキチカひろばで原爆平和展も行われる予定です。