福岡県と大分県に発表されていた「大雨特別警報」は、先ほど午後5時30分ごろに「大雨警報」に切り替えられましたが、気象庁と国土交通省は、引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などへの警戒を呼びかけています。

気象庁と国土交通省は午後5時30分ごろ、福岡県と大分県では雨が弱まったとして、「大雨特別警報」を「大雨警報」に切り替えました。

気象庁と国土交通省によりますと、福岡県と大分県では雨が弱まり、河川の水位は低下傾向にあるものの、これまでに降った雨の影響や、ダムに貯まった大量の水を
長時間かけて放流するために、筑後川をはじめ筑後川水系の河川では、河川の水位が高い状態が続く可能性があるとして、引き続き警戒を呼びかけています。

また、河川の流域では、これまでに降った大雨で浸水していたり、水が染み込んでいたりするため、再び大雨が発生すると河川の氾濫の危険性が高まるとしています。