8日、線状降水帯が発生した島根県では、降り続く大雨のため、土砂災害の危険度が高まっています。
9日午前10時ごろ、大田市五十猛町では駐車場の裏山で土砂崩れが発生し、停めてあった車2台に被害が出ました。
島根県と気象台は、避難が必要となる危険な状況となっているとして、午後3時現在、松江市・雲南市・出雲市・大田市・江津市・益田市の6つの市に警戒レベル4相当の「土砂災害警戒情報」を発表しています。
県などは、崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区に住む人は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示などの情報に注意するよう警戒を呼びかけています。
午後3時現在も、島根県では大田市の全域と出雲市の一部、あわせて約2万8000世帯、6万6400人に対し、土砂災害警戒のため、警戒レベル4「避難指示」が発令されています。