全国的に厳しい暑さとなった7日。今年最多の「62地点」で猛暑日を記録しました。その一方、梅雨前線の影響で九州北部などでは激しい雨となりました。さらに大雨が予想される週末の天気を気象予報士の森田正光さんが解説しました。

新潟で37.0℃観測 全国62地点で35度以上の猛暑日 今年最多

各地で厳しい暑さとなった7月7日。全国62地点で35℃以上の猛暑日を記録し、今年最多を更新しました。

市民(甲府市)「暑すぎてアイスなきゃ無理ですね」
市民(富山市)「温度より日差しがつらい。気持ち的には梅雨明けたんじゃない?って感じ。子どもだったらプール入ってると思いますよ」

都内でも八王子や練馬で、35℃以上を観測し、今年初の猛暑日を記録。この時期、大変なのが人力車の車夫です。

人力車の車夫「(氷を)首筋とか脇の下とかにやりながら、こう(体に塗るように)やってますよね」

全国で最も暑かったのは新潟県・新津で、37.0℃を観測しました。
過酷な暑さの一方で警戒が必要なものが。

福岡管区気象台「大雨警報基準を大きく上回る雨の恐れ」 気象庁と国土交通省も緊急の呼びかけ

梅雨前線が活動を強めながら北上した影響で、九州北部などでは激しい雨が降りました。さらに、梅雨前線が本州付近に停滞して活発化するため、8日、9日を挟んで週明けの10日頃にかけて、西日本や東日本の広い範囲で大雨となる見込みです。

福岡管区気象台は「大雨警報基準を大きく上回る雨の恐れ」として警戒を呼びかけています。
気象庁と国土交通省も緊急の呼びかけを行いました。

気象庁 立原秀一 主任予報官(7日午前11時すぎ)
「今回、大雨の予想が週末にあたります。様々な予定をされている方もいらっしゃると思いますが、今後の大雨に関する情報等に十分留意いただいて、場合によっては柔軟に判断・行動・対応していただくよう、よろしくお願いします」