犯罪の防止や、犯罪を犯した人の更生について理解を深めようとする「社会を明るくする運動」の決起会が高知市で行われました。

「社会を明るくする運動」は犯罪や犯罪被害の防止、また、犯罪を犯した人の立ち直りについて理解を深めようという取り組みで、今年で73年目です。

高知市で行われた決起会は新型コロナで規模の縮小が続いていて、今年は4年ぶりの通常開催となりました。

決起会にはおよそ100人が集まりました。高知ファイティングドッグスと高知ユナイテッドSCの選手も参加したほか、高知県住みます芸人の淀家萬月さんが4度目の1日保護観察所長に任命され、参加者たちは家庭、学校、地域など社会が一体となって運動を進めていくことを確認しました。

「犯罪や非行から立ち直ろうとする人たちの意欲を認め、地域社会の中に受け入れ、見守り、支えていこう」

新型コロナの5類移行に伴い、関係者たちは今後、対面でのイベントを再開し、運動をしていくことにしています。