全国的にマイナンバーカードのトラブルが相次ぐ中、高知市では、トラブルへの懸念から16件の返納があったことが分かりました。岡崎誠也市長は国の総点検の手順が分かり次第、速やかに対応する方針です。
高知市によりますと今年4月から6月にかけてマイナンバーカードの返納が21件あったということです。そのうち16件は全国的に続いているマイナンバーカードのトラブルが関係していて、「セキュリティ上の不安」や「マイナンバーカードの制度に不信感がある」などの理由があげられているということです。
岡崎誠也市長は7日の定例会見で、相次ぐトラブルにふれ、「信頼を取り戻すことが大事」と述べました。国が予定しているマイナンバーカードの総点検についての手順が分かり次第、速やかに対応する姿勢を示しました。
(高知市 岡崎誠也 市長)
「総点検するにしても相当のボリュームになるので、どういう形でどこをチェックするのか整理をしながらやる必要はあるので、(国からの)詳細の通知を待っている」
このほか、新型コロナウイルスの影響で中止となっていたインドネシア・スラバヤ市(姉妹都市)で4年ぶりに開催される「スラバヤよさこい祭り」に交流事業の一環として訪問団を派遣することを発表しました。














