観光客や市民に、土佐の小京都らしい風情を感じてもらおうと高知県四万十市の観光協会や銀行、郵便局などの職員が浴衣姿で業務を行いました。

七夕に合わせて、浴衣姿で業務を行う「小京都中村ゆかたDAY」は、市の呼びかけで始まり今年で9回目です。観光客や市民に土佐の小京都、四万十市中村をPRしようという狙いがあります。

今年は市役所をはじめ観光協会・四国銀行、郵便局など、13の団体と事業所に加え、幡多農業高校が参加しました。

観光協会では女性職員4人が浴衣姿で屋形船の案内や自転車の貸し出しを行っていました。また四国銀行中村支店では6人の女性行員が浴衣を着て窓口業務などを行いました。

「背筋が伸びる感じがある。気分はいい。お客さんも『かわいいね』って言ってくれるので」

また、市役所でも市民人権課や子育て支援課、商工観光課などの職員が浴衣姿で業務を行いました。

「日本って感じで涼しげな、素敵です。ふだん自分も着ないのでいいなと思った」「ふだんなかなか着ないので自分も新鮮な気持ちですし、見ている人にも爽やかな気持ちになってもらえたら」

7日の中村は蒸し暑い一日となりましたが参加した団体や事業所では涼しげな雰囲気が漂い訪れる人達にも笑顔が見られました。