命を守る行動②「避難時は、鍵を車内に置いて出る」のは、なぜ?

万が一道路の冠水などに巻き込まれてしまい、車を置いて避難しなければならなくなったときは、「鍵を車内に置いておく」ことを忘れないでほしいと言います。それは、水害時に「他の人の命を守るため」に大切なことです。

(JAF岡山支部 建部拓さん)
「通常、車は鍵をかけて停めます。しかし避難が必要な状況でそれをしますと、助けに行くモノを運びに行く車が、その車のために通れなくなるため、車を動かせる状況にしておかなければいけません」

命を守る行動③「外出しない、日程変更する勇気を」

あらかじめ豪雨が予想される場合、そして突如豪雨に遭遇した場合、どちらのときも「無理をして運転しないこと」が大切です。

(JAF岡山支部 建部拓さん)
命より大切な外出はないですから、大雨が降りそうという予報が出たときに、冷静に、外に出ず日程を変更する勇気を持っていただきたい」

雨が降っていなくても、天気が急変するこの時期。車で出かける際には、心にも時間にも余裕を持った行動が、もしものときの身の安全を守ることにつながります。