警察官が日ごろの鍛錬の成果を競う柔道と剣道の大会が開かれています。

この大会は毎年開かれていて、柔道は87回目、剣道は82回目です。高知県内12の警察署と県警本部、警察学校からおよそ300人が参加。日頃の鍛錬の成果を出そうと、気迫のこもった試合を繰り広げています。

県警によりますと県内では去年、警察官に対する公務執行妨害事件が5件発生しています。県民の安全を守り、警察官自身がケガをすることなく犯人を制圧するためには柔道・剣道などの鍛錬は重要だといいます。

(県警察学校 本田将夫 教官)
「出るからには優勝目指して最後まで諦めることなく、その諦めない心は県民や国民に伝わることを日々学生に教えている。全身全霊で持てる力を発揮し臨んでいると思う」

大会の結果、柔道団体は高知署Aチーム、剣道団体は警察学校Aチームが優勝しました。