■第25回アジア陸上競技選手権大会 2日目(日本時間13日、タイ・バンコク)

男子100m予選に坂井隆一郎(25、大阪ガス)と現役大学生の栁田大輝(19、東洋大)が出場。予選1組で走った日本選手権覇者の坂井は持ち味のロケットスタートで先頭に立ち、そのまま逃げ切り10秒18(0.0m)でこの組の1着。4組の栁田はスタートから飛び出しトップに立つと、最後は流す余裕の走りを見せ10秒10(-0.5m)の1着、全体トップのタイム。共に上位3着に入り14日に行われる準決勝進出を決めた。

前回2019年大会では桐生祥秀(27、日本生命)が金メダルを獲得している。

今大会は8月の世界陸上ブダペストの出場を目指す選手にとって、ワールドランキングの順位ポイントが高い大会となっていて非常に重要となっている。現在、坂井はWAワールドランキング28位、栁田は47位。この種目の世界陸上参加標準記録は10秒00と設定されている。