気象庁によりますと、きょう(7日)~10日(月)ごろにかけて、梅雨前線が本州付近に停滞して前線の活動が活発となるため、西日本や東日本では大雨となる見込みです。
これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
梅雨前線が華中から九州を通り、日本の南にのびています。前線は、西日本や東日本をゆっくり北上して、10日ごろにかけて本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。
西日本や東日本では、きょう~10日ごろにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所では、少ない雨量でも土砂災害の危険度が非常に高まるおそれがあります。
あす(8日)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
・九州北部地方 120ミリ
あさって(9日)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
・九州北部地方 200~300ミリ
・北陸地方、東海地方、中国地方
100~200ミリ
・近畿地方 100~150ミリ
10日午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
・東海地方、九州北部地方 100~200ミリ
・北陸地方、近畿地方 100~150ミリ
の見込みです。














【画像①~⑭】は、きょう7日午後0時40分~あす8日午前1時までの、1時間おきの雨雲レーダーです。◎印はRSK山陽放送がある岡山市北区です。向こう14時間の雨雲レーダーは、TBS NEWS DIGアプリでご覧いただけます。

西日本や東日本では、きょう~10日ごろにかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や突風にも注意してください。