ロシアによるウクライナ侵攻の長期化などにより、日本の食卓にも影響が出始めています。輸入品・穀物関連の食品の値上げが続く一方、値下がりしている商品も。玉ねぎ、じゃがいも、肉、魚などの店頭での値段の推移と、今後の予想について、東京・練馬区のスーパー「アキダイ」の社長に聞きます。

■6月中に1500品目超の値上げ 背景にはロシアの戦略も

連日値上げのニュースが続いています。
2022年に入って、8300品目を超えるというという食料品の値上げ。加工食品や調味料など様々なものがありますが、6月1日から値上げするものがこちらです。

≪6月1日出荷分から値上げになる主な商品≫ ※税抜

穀物酢(ミツカン)           185円→194円
カップヌードル(日清食品)       193円→214円
サッポロ一番みそラーメン(サンヨー食品)555円→615円
ピノ(森永乳業)            140円→150円
明治エッセルスーパーカップ(明治)   140円→150円

6月中に約1500品目超、そして7月以降は2000品目超値上げ予定ということで、この夏だけで多くのものが値上げされる予定です。

日刊食料新聞新社 代表取締役 木村岳氏:
冷やし中華が売り出され始めたら、2021年より2割程高いんですよね。
「麺類を食べないと嫌だ」という人はつらい時期だと思う。

ーーロシアによるウクライナ侵攻の影響が出ている?

木村氏:
小麦の値上げに関しては、ウクライナ関連の問題でこれから本格的になってくると思う。値上げには他の要因もあるので、これから輪をかけてどんどん上がっていくという。本当に怖いことが始まっている感じがします。

弁護士 八代英輝:
ウクライナの倉庫などには2021年の小麦が大量に残っている状況なんですよね。そして2022年も、戦禍の中、なんとか8割の作付には成功していると。
その小麦を世界が待っているわけですよね。これを(ロシアが)止めて値段を吊り上げるということはもう人道上許されないんじゃないかなと思いますね。

恵俊彰:
それがロシアの戦い方。これだけ影響が出るんだよ、だからほら言うことを聞け、ということですよね。