岩手県教育委員会は5日、来年度の県立高校の編成を発表しました。今年度より1学級が減るほか高校再編計画に基づき福岡工業と一戸を統合して新たに北桜(ほくおう)が設置されます。

 1学級減となるのは「前沢」で、募集学級数が現在の2から1となります。新設される「北桜」は新たな高校再編計画後期計画に基づいて「福岡工業」(二戸市)と「一戸」(一戸町)が統合して誕生する高校です。両校の校舎が引き続き活用され、学科と学級数に変更はありません。
 また「大槌」の普通科が普通教育の改革の一環として地域探究科に改編されます。学級数は2のままです。
 県立高校の来年度の募集学級数は1減って231学級、募集定員は40人減って9240人になります。
 来年度の編成は県議会9月定例会で関係する条例改正案が可決後正式に決定します。これを踏まえて10月に各校の来年度の募集要項が公表される予定です。