訪ねたのは、山梨県中央市にある人形工房「ドール・クリエーション」です。

制作にあたっている、人形作家の笹本志げ子さんです。

日本人形や西洋人形など様々なジャンルを300体以上手がけ、約5年前から特別な思いで羊毛フェルトで本物そっくりな犬を作り始めました。

人形作家 笹本志げ子さん:
2017年に私の愛犬を亡くして、ひどいペットロスを経験した。喪失感が自分の心の中に大きくて、眠れない日々を過ごしていた。

愛犬を失ったショックで1年で15kg以上体重が落ち、心に穴が開いたような深い悲しみが続いた当時…

人形作家 笹本志げ子さん:
この子(愛犬)はしゃべるはずがないのに、「人形作家だから僕を作って」という声がして作ったのがきっかけ。