
被害を防ぐためにはどうすればいいのか?家のどこに潜んでいるのかを害虫の駆除を行う専門家に教えてもらいました。

(ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん 今年7月取材)
「トコジラミ駆除の受注件数は去年に比べて約2倍になっております。他の害虫と違って生ゴミの近くとかではなくて、夜に人の血を吸いに出てきますので、人が寝ている寝室を中心に隠れていることが多いです」
まず家の中で最も注意すべきは寝室です。トコジラミは人や持ち物にくっついて家の中に侵入し、服やかばんから隙間に移動して潜伏。その後、夜になると活動を始めるといいます。そのチェックポイントは?
(ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん)
「ベッドのマットとヘッドボードの隙間を広げて見ていただいたりとか、マットをめくって見ていただくといいと思います。虫自体がいることもあれば、その虫がした糞のシミが残っていることがあります」

また、トコジラミの糞は墨汁状のシミになるため、本体が見つからなくてもこういったシミを見つけたら要注意です。家具の使用年数や掃除の頻度に関係なく潜んでいる可能性があるといいます。さらに…。

(ダスキン・ターミニックス事業部 鬼原雄史さん)
「カーテンの縫い目の部分、布が重なる部分に隠れていることが結構あります」
狭いところを好むため、寝室のカーテンや、ドアレールの隅などもトコジラミにとって恰好の潜伏場所に。他にも、人間が長い時間滞在しやすいソファーの隙間や足の継ぎ目、じゅうたんの裏や畳のへりなどもチェックポイントだといいます。














