7月8日から夏の甲子園を目指し、香川大会が開幕します。去年は約半世紀ぶりに甲子園でベスト8まで勝ち上がった高松商業。それでも今年は「挑戦者の立場」で4大会連続の出場を目指します。

高松商業「香川の王者」ではなく、新たな気持ちで挑む
3大会連続夏の甲子園、そして春のセンバツにも出場した高松商業ですが、「香川の王者」ではなく、新たな気持ちで挑む今年の夏です。

(高松商 横井亮太主将)
「僕らは『王者』ではなくて『挑戦者』という気持ちでないと。浅野さんのような一発で流れを変えるバッターは僕らの代はいないので」

高校通算68本の本塁打を放ち、ドラフト1位で巨人に入団した浅野翔吾選手を中心に、去年夏は甲子園ベスト8と全国にその名を知らしめました。

(長尾監督)
「この中でやるべきことをやってください。みんなで集中して。わかった?」

大きな柱が抜けた今年の高松商業は、選手全員の力で去年までのチームを超えようとしています。

(4番 久保慶太郎選手)
「絶対チャンスが回ってくると思うので、そのチャンスを僕が返さないと厳しい展開になると思うので、絶対にチャンスで一本打ちます」

4番を打つのは、浅野選手の小学校からの後輩・久保選手。今年は「つなぐ野球」で得点を重ねます。

3番に座る、2年生の村山選手も好調です。

(3番 村山由空選手)
「浅野選手みたいに、一発で雰囲気を変えるバッターではまだいないので、つないでくれたチャンスで必ず返せるようなバッティングをしたい」














