障がいがある人と健常者が一緒にボールスポーツを楽しむイベントが7月1日に高知市で開かれました。
1日に開かれた「インクルーシブフットボールフェスティバル」。「インクルーシブ」とは「すべてを包み込む」という意味で、イベントは障がいがある人と健常者が一緒にボールスポーツを楽しんでもらおうと、高知県サッカー協会の主催で行われました。
イベントでは、アイマスクを着けてプレーする「ブラインドサッカー」の本格的な体験会が県内で初めて開かれました。弱視のブラインドサッカー選手内田圭さんらがドリブルの仕方などをレクチャーしていきます。
パラリンピックの正式種目にもなっているブラインドサッカーですが、ほとんどの子どもたちが初体験。
アイマスクで視界が失われるだけに、仲間と声をかけ合うことの大切さを学んでいました。
(参加した小学生)
「ドリブルやパスが難しかった。難しいけど、やったら『楽しい』と初めてきょう思ったので、それがうれしかった」
「目隠しで、ボールがちょっと重くて硬いし、動きにくかったき、そこが難しかった。楽しかったしみんなでチームでやれたのでうれしかった」
このほか会場では、腕や足に切断障がいがある人たちが杖を使ってプレーする「アンプティサッカー」やボールを転がして目標球に近づけることを競う「ローンボウルズ」の体験会も行われました。