日本最適化栄養食協会 伊藤裕 理事長
「日本においても、肥満、低栄養、フレイル(虚弱)などの問題が顕在化している」
きょう、イオンとセブン-イレブン、それに日清食品が異例のタッグを組んで誕生したのが「最適化栄養食協会」。
栄養最適化の一例として並べられたのは、見るからにハイカロリーな食べ物。通常のテリヤキピザはおよそ1100キロカロリーで、タンパク質は摂取できますが、ミネラルやビタミンなど15の栄養素が過不足となっています。
そこで「最適化栄養食」では、チーズやマヨネーズを少なめにし、栄養バランスを整えることができる代替素材を入れることでカロリーはおよそ半分に。栄養素を過不足なく摂取することができるといいます。
記者
「ほぼ普通のテリヤキピザと変わらないように感じます」
一方、こちらはカツ丼。油で揚げず、焼くなどすることで脂質を抑え、カロリーは4割減。いま栄養の最適化にこだわる背景には、栄養バランスの乱れによる健康リスクが…。20代女性の1日の摂取カロリーは平均1600キロカロリー前後。これは「低栄養」の状態です。低栄養は貧血や冷え性、無月経を招く可能性もあるといいます。
協会は最適化栄養食の認証制度を設け、食品の外装表示にも取り組むなどして、「栄養の最適化」を呼びかけていきます。
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