手軽な交通手段として首都圏を中心に利用が広がっている電動キックボード。今月1日からは、条件を満たしていれば運転免許が無くても乗れるようになりました。しかし、新たなルールのもとで作られた、免許不要の電動キックボードがある一方、それ以前のものは、乗ると交通違反の罰則になる電動キックボードがあるのです。どうしたら見分けられるのでしょうか?

アクセルボタンを押すと前に進み、ブレーキは手元のレバーを引くだけ。利便性の高さから都市部を中心に利用が広がっている電動キックボードです。

今月1日の道路交通法の改正に伴い条件を満たした電動キックボードの規制が緩和されました。

先月までは、法定速度が30キロまでの原動機付自転車に分類され「免許が必要」でしたが、今月からは速度や装備など一定の基準を満たしたものであれば、16歳以上の人は運転免許がなくても利用できるようになりました。

こちらは、富山市で電動キックボードの販売製造を行うメーカー。

イーモビ・曽田隼司さん:「こちらの種類は、公道で走行して大丈夫というもの。ご覧の通り、ミラーとかウィンカーとか、いわゆる保安部品というものが付いている車両になります」

公道を走行できる電動キックボードの価格の相場は10万~20万円ほど。

こちらのメーカーでは20代から40代の男性を中心に購入する人が多く、7月の法改正に合わせて全国から問い合わせが増えています。

電動キックボードに私も初めて乗ってみました。これは免許が必要なタイプです。

嘉藤奈緒子アナウンサー:「ゆっくりであればあるほど、ちょっと不安定な感じ」

しかし10分ほど練習すると・・・

嘉藤奈緒子アナウンサー:「気持ちいいですね。ちょっと走ると慣れてくるので安定して走ることができます」

条件を満たしたものであれば、16歳以上の誰でも運転することができる電動キックボードですが、こんな落とし穴が・・・・