故ジャニー喜多川氏による性加害が多くの元所属タレントたちによって指摘されている問題で1日、ジャニーズ事務所は公式サイトに「社外取締役就任のお知らせ」と「『外部専門家による再発防止チーム』についてのお知らせ」の2点を掲載しました。

      
ジャニーズ事務所



「社外取締役就任のお知らせ」では「先般、当サイトにおいてお知らせしておりますとおり、本日付で以下の3名が当社社外取締役に就任いたしました」として、5月26日付のプレスリリースにて発表された、元環境事務次官の中井徳太郎氏・2023年WBCで侍ジャパンのヘッドコーチを務めた白井一幸氏・弁護士で日本弁護士連合会男女共同参画推進本部委員を務める藤井麻莉氏の3名が、1日付で正式に就任したことが明らかにされています。

合わせて「『外部専門家による再発防止チーム』についてのお知らせ」では「公表当時、所属機関内での手続中のため、氏名の公表を差し控えさせて頂いておりました性加害等の被害者支援の実践を行われている臨床心理の研究者について、全ての手続きが完了したとの連絡を頂きましたため、当該専門家が齋藤梓氏であることをお知らせいたします」として、5月26日付のプレスリリースにて発表された、元検事総長で弁護士の林眞琴氏・精神科医の飛鳥井望氏に加えて、上智大学総合人間科学部心理学科准教授で公益社団法人被害者支援都民センター心理職を務める齋藤梓氏が就任したことを発表しました。

『外部専門家による再発防止チーム』の林眞琴氏は先月12日の会見で「(性加害が)この事務所の中で起きたということを出発点として、それを前提といたしまして再発防止策を提言していく」と表明しており「独立した形で調査・提言を行うため第三者委員会だと受け取ってもらって差し支えない」との姿勢を明らかにしています。

【担当:芸能情報ステーション】