自ら証言台に立った五ノ井さんは、言葉を詰まらせながらこう訴えました。

五ノ井さん
「今でもフラッシュバックして、好きだった柔道が純粋にできません。毎日生きる希望がないんです。この事実が認められ、反省してもらうため、命を削ってでもいま闘っています」

初公判のあと、3人の被告は無言で裁判所をあとにしました。

小川彩佳キャスター:
元自衛官の3人が謝罪から一転、無罪主張を始めたことで、五ノ井さんのもとには再び誹謗中傷も寄せられるようになっているそうです。

山本恵里伽キャスター:
「好きだった柔道が純粋にできない」「命を削って闘っている」ということは非常に重いですね。

小川キャスター:
「今は生きるのに必死です」と五ノ井さんは話しています。