盛岡市保健所は29日、盛岡市内の教育・保育施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。

 盛岡市保健所によりますとこの施設では、今月11日から23日にかけて利用者16人と職員1人のあわせて17人に下痢やおう吐などの症状がでました。症状がでた人たちは全員回復傾向にあります。盛岡市保健所が感染経路を調べた結果、排泄物の処理の際の手洗いや消毒に不十分な点があり、施設に感染予防対策の徹底を指導したということです。今年度県内で起きた感染性胃腸炎の集団発生はこれで16件目で、前の年の同じ時期と比べると9件少なくなっています。