田野畑村和野にあるJA新いわての野菜集荷場です。佐々木さんたちが生産するブロッコリーへの期待は関係者の間でも高まっています。

(JA新いわて 石井健吾さん)
「冷涼な気候ですのでそれを生かして、北海道と埼玉が出荷できない時期に入ったことで」


 ブロッコリーは6月から7月にかけて主に仙台や盛岡、八戸の市場に出荷されます。その数、多い日で2000ケース。出荷作業は午後7時すぎまで続きます。

 そんな中、集荷場から車で10分ほどの島越漁港に石井さんがやってきました。野菜と漁港、どんな関係があるのでしょうか。


「ブロッコリーに詰める氷を買います」

 田野畑村の集荷場では、この地域でブロッコリー生産が始まった2003年から鮮度を維持するために漁港にある氷の自動販売機を活用しています。
 氷の自動販売機は地域の人や釣り人も利用しますが、その使用する量が桁違いです。
 500キロの氷が入るタンク2つ。これを集荷場まで5回から6回運びます。


(石井さん)
「漁協が直ぐ近くにあるのでそちらから氷を買うことができるので利便が良いと思っています」

 冷涼な気候と海の近くならではの利便性を生かし、新鮮な状態で出荷される沿岸北部のブロッコリー。出荷は7月半ばまで続きます。