しかし、部員たちは、練習や授業の合間にアルバイトをして部費にあてるなど、経済的な負担が増していました。

■信大アメフト部 佐々木一之代表理事                                                                             「学業、部活、アルバイト、なおかつトレーニングという4本柱でやっていくにはなかなかしんどいところまで来ていたのでいっぱいいっぱいだったと思う」

法人化から1年、部員たちも積極的に企業を訪れ、支援を呼びかけてきました。

■スタッフリーダー長谷川千里(はせがわちさと)さん                                                                「法人としての仕事を通して社会の勉強にもなるし今後自分のキャリアの中でもこの経験が生かせると思う」

法人化の成果も出てきています。

6月4日には伊那市と共催して初めて都内の大学を招いた交流戦を開催。

試合前には子どもたちにアメフトの魅力を知ってもらうイベントも行いました。

■吉谷主将                                                
「チームの実力をつけていって県内の知名度を上げて全国的にもアメフトが普及していけばスポンサーも増えていくのかなと思う」

■信大アメフト部 佐々木一之代表理事                                                            「これから10年、20年続いていく時にどういう土台を作れるのかというのを部員と話しながら幅広い皆さんにまずは知ってもらうというところから応援してもらいたい」

信大アメフト部がこの1年でスポンサーから集めた資金は、40万円以上。

法人化により安定した運営態勢を整え、目標の日本一に向けてチームを強化していきます。