ロシアのプーチン大統領は、民間軍事会社ワグネルに国が資金提供していたことを認め、1年間で860億ルーブル、日本円で1400億円あまりが支払われたと明らかにしました。
プーチン大統領はさきほど、ロシア国防省の軍人らとの会合で「ワグネルの活動費は全額国家予算から支払われていた」と明かしました。ウクライナ侵攻が続く去年5月から今年5月までの間に「国から860億ルーブルが支払われ、そのうち700億ルーブルが給与、150億ルーブルがボーナスだった」としています。さらに保険金として別途1100億ルーブルが支払われたほか、プリゴジン氏が関係する会社にも年間800億ルーブルが支払われたとしています。
ワグネルのような民間軍事会社はロシアでは違法な存在ですが、今回の会合は国営テレビを通じて全土に放映され、プーチン政権がワグネルを資金面で支えていたことを公に認めた形です。
ただ、それだけの資金提供をしながら今回の反乱を止められなかったことにもなり、ロシア国内から批判の声も出そうです。
注目の記事
「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

「ホラーブーム」なぜ今?美術館やプラネタリウムでも“没入型”ホラーに絶叫【THE TIME,】

妊婦はねられ死亡“胎児も被害者と認めて”父の訴え「声を上げなかったら…このまま終わった」検察が一転 脳障害の女児の被害を立件可能か追加捜査へ【news23】

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い

「50ccって便利だったので残念」ガソリン原付バイク2か月後に新車の生産終了へ 販売店から切実な声「売り上げに直結する重要な問題」
