ロシアのプーチン大統領は、民間軍事会社ワグネルに国が資金提供していたことを認め、1年間で860億ルーブル、日本円で1400億円あまりが支払われたと明らかにしました。
プーチン大統領はさきほど、ロシア国防省の軍人らとの会合で「ワグネルの活動費は全額国家予算から支払われていた」と明かしました。ウクライナ侵攻が続く去年5月から今年5月までの間に「国から860億ルーブルが支払われ、そのうち700億ルーブルが給与、150億ルーブルがボーナスだった」としています。さらに保険金として別途1100億ルーブルが支払われたほか、プリゴジン氏が関係する会社にも年間800億ルーブルが支払われたとしています。
ワグネルのような民間軍事会社はロシアでは違法な存在ですが、今回の会合は国営テレビを通じて全土に放映され、プーチン政権がワグネルを資金面で支えていたことを公に認めた形です。
ただ、それだけの資金提供をしながら今回の反乱を止められなかったことにもなり、ロシア国内から批判の声も出そうです。
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