福島県によりますと、今年4月1日現在の県内の待機児童の数は13人で、去年の同じ時期の23人と比べて10人減少したことが分かりました。
待機児童が最も多かったのは塙町で6人、次いで西郷村で4人、いわき市で2人、鏡石町で1人となっています。
待機児童は、2017年度の616人をピークに6年連続減少していて、県は「保育所などの整備や、各自治体の努力によって保育士の人員確保がすすんだことが要因と考えられる」と分析していて、今後も待機児童0に向けて支援を続けていきたいとしています。
一方で、「家や職場から遠く通えない」「兄弟で同じ保育所に入れたい」などの理由から、特定の保育所を希望していて入所できずにいるいわゆる「保留児童」は待機児童に含まれていません。福島市では、3年連続待機児童0を達成していますが、保留児童は今年4月1日現在で132人となっています。
保留児童については、国が現在調査を進めていて、8月下旬にも結果が公表される見通しです。














