山梨県で甲斐警察署など3つの署が、警察署同士の連携を強めるためにタクシー強盗が起きたことを想定して、合同訓練を行いました。

これは警察が韮崎のタクシー会社と協力して行ったもので、甲斐署、南アルプス署、鰍沢署の署員約20人が訓練を行いました。


訓練は、韮崎市内でタクシーに乗った男が運転手に暴力をふるって金を奪ったという想定で行われ、走行中のタクシーの表示板に「助けて」という表示を見た人が通報しました。

そしてヘリコプターの映像でタクシーの動きを追いながら、パトカーの配置を無線で指示。

警察官は管轄を越えて連携し、南アルプス市の公園でタクシーを降りた男を取り押さえる流れを確認しました。
警察はこうした訓練を随時行い、連携を強めていきたいとしています。