JR四国は、5月の定期券を除く運輸取扱収入が新型コロナ拡大前の85%と、これまでで最も高い割合まで回復したことを明らかにしました。インバウンドの利用も回復をみせています。

JR四国によりますと、5月の定期券を除く運輸取扱収入は約22億7000万円で新型コロナ拡大前と比べて85%まで回復し、回復割合はこれまでで最も高くなりました。5類移行で新型コロナの影響が減ったことなどが要因とみられています。また、インバウンド客向けの特別周遊券の販売実績もコロナ前の78.7%と、予想より早い回復を見せています。

(JR四国 西牧世博社長)「感覚としては欧米の客が多いのかなと。相対としては数字はかなり期待できるのではと」

JR四国では今年度の運輸取扱収入について新型コロナ前の約9割までの回復を目指しています。