様々な障害がある選手で1チームを編成するのは全国初

それが、エントラーダの2チームと大分支援学校、それに熊本と宮崎のチームあわせて5チームが参加して年間5試合を戦う「えん(縁)・ジョインリーグ」です。今年の春から始まったこのリーグは知的や精神、発達など様々な障害がある選手が同じチームでプレーできます。このルールは全国でも初めての試みです。

25日は大分市内で第2節の3試合が行われ、各コートで熱戦が展開されました。

(大分支援学校1年・板野勝矢選手)「(相手の)うまいプレーを見られてとても良かったです。練習でたくさんいかして強い相手に勝てるように頑張りたいです」

「集える場に参加することが財産で子どもたち生活の目標になる」

(大分支援学校・五所睦雄監督)「同じ障害のある仲間同士で集える場があるというのが彼らにとって財産になっていくのかなと。これに参加することが日々の子どもたちの生活の目標になっている」

参加者からはフットサルを楽しみながら交流の輪を広げていけると前向きな声が多く聞かれた新しいリーグ。可能性を秘めたスポーツの新しい形が少しずつ前に進んでいます。