海や川でのレジャーシーズンを前に水の事故を未然に防ごうと、高知市の小学校で安全教室が開かれました。
この教室はレジャーシーズンを前に水の事故に遭わないための知識を身につけてもらおうと高知海上保安部が開きました。27日は高知市の一宮小学校の6年生を対象に指導が行われ、実際に海や川でおぼれそうになった時を想定し、児童たちは洋服を着たままプールに入りました。

そして仰向けになって浮くことや、ペットボトルなど空気を入れたものを抱きかかえて浮くことを学びました。
(参加した児童)
「浮くのにこわばって力が入ってなかなか浮きにくいけどペットボトルがあったらちょっと安心する。持ってない時より(ペットボトルを持った方が)すごく浮きやすい」
「服着たら重くて動きにくかった。(溺れたら)ペットボトルとかで浮いて救助を待ちたい」
高知海上保安部によりますと、昨年の海や浜での事故は34件起きていて、おととしから比べると年々増えてきているといいます。
高知海上保安部は、服を着たままだと水を含んで体力を消耗し、焦ってしまう人が多いため、「仰向けになり、力を抜いて浮き身になることでおぼれるのを防いでほしい」と話していました。














