女性や、LGBTなど性的マイノリティの人達を対象に、27日、高知市で弁護士による無料の相談会が開かれます。
無料相談会は高知弁護士会と日本弁護士連合会が毎年行っていて、27日、弁護士が、女性や性的マイノリティの人達からの相談に、電話や対面で応じます。例年は20件ほど相談が寄せられていて、女性からは特に「離婚」に関する相談が多いといいます。
(高知弁護士会(よつば法律事務所) 坂本真帆 弁護士)
「ずっとあるのは、こういう相談会なので、女性からとなると『離婚の相談』が例年多い。親権、養育費、財産分与、慰謝料など、いろいろな問題が絡んでくるので、そういうご相談を頂くことが多かったり…」
2020年からは性的マイノリティの人からの相談も受け付けていますが、寄せられた相談は過去に1件だけだったといいます。
(高知弁護士会(よつば法律事務所) 坂本真帆 弁護士)
「そもそも、まだ知れわたっていない・相談しにくい環境にあるのかもしれないが、実際に相談をお聞きしたのは1件で、その方は『労働の場面でのお悩み』みたいなことを話されていた」相談会では、こうした誰かに話しづらい悩みでも7人の弁護士が幅広く相談に応じるとしています」
時間は、27日午前10時から午後4時までで、予約は必要なく、匿名での相談も可能です。対面相談は高知弁護士会館で応じるほか、電話相談は088-826-7030の番号でそれぞれ受け付けます。

(高知弁護士会(よつば法律事務所) 坂本真帆 弁護士)
「弁護士に無料で相談できる機会になるので、どんな相談でもお伺いできるので、『1度ちょっと相談してみよう』と気軽に相談いただけたら」