■陸上・布勢スプリント(25日・鳥取市)
鳥取で行われた陸上の布勢スプリント、男子100m決勝は2022年世界陸上オレゴン大会代表でこの日、誕生日を迎えた鈴木涼太(24・スズキ)が自己ベストの10秒17で優勝、復帰戦となった多田修平(27・住友電工)は10秒21で2位となった。
前日誕生日の多田は、4月の織田記念から休養を発表し、日本選手権は欠場。今回が復帰戦となった。予選は1組で10秒31ながら1位となり決勝へ進出した。決勝では得意のスタートでリードを奪ったが中盤からスピードに乗れず、最後はこの日、誕生日を迎えた鈴木にかわされて2位。鈴木は自己ベストを更新する10秒17で優勝を果たした。
2022年の東京五輪後に右ひざの手術を受け、今大会が復帰戦となった山縣亮太(31・セイコー)は予選で10秒31、B決勝へ進んだ。B決勝ではスタートから飛び出すと中盤もスピードを落とさず1位。タイムは10秒35だった。
【男子100m決勝結果】
1位 鈴木涼太(24・スズキ)10秒17
2位 多田修平(27・住友電工)10秒21
3位 成島陽紀(19・東洋大)10秒25