■陸上・布勢スプリント(25日・鳥取市)
鳥取で行われた陸上の布勢スプリント、女子100メートルハードルで日本選手権2位の青木益未(29・七十七銀行)が12秒90で優勝を果たした。
12秒台が5人と群雄割拠の女子100メートルハードル、世界陸上代表争いも白熱。今月の日本選手権では参加標準記録を切っている福部真子(27・日本建設工業)が4位で世界陸上代表の内定を決められなかった。日本選手権では寺田明日香(33・クリエイト)が優勝を果たし、セイコーゴールデングランプリから連勝を果たした。日本選手権の優勝で寺田は参加標準記録の12秒78を切れば世界陸上代表に内定する。
やや強い追い風の状態となった決勝、寺田がいいスタートを切ると福部と青木もしっかりとついていった。中盤も寺田を先頭に2人が追いかける展開。最後のハードルも寺田がトップで越えていったがゴール前のひと伸びで青木が逆転。日本選手権では寺田と同タイムながら0.007秒の差で敗れた青木が、今大会は最後の最後で寺田をかわし0.01秒の差で優勝を果たした。
■女子100mハードル決勝(追い風1.3m)
1位 青木益未(29・七十七銀行) 12秒90
2位 寺田明日香(33・クリエイト)12秒91
3位 福部真子(27・日本建設工業)13秒01