6月19日から22日までの間に、福島県郡山市の60代の女性が250万円をだまし取られる被害にあいました。

被害にあったのは、郡山市に住む60代の女性です。

警察によりますと、19日午後1時ごろ、女性に市役所年金課を名乗る男から「年金の見直しがあり、1万9580円の還付金があります」などと電話がありました。

その後、銀行員を名乗る男から「還付金の手続きをしますのでATMに向かってください」などと電話があり、電話を信じた女性は、22日までの間に、複数回ATMに行って指示通りに操作し、合計約250万円を振り込みました。

女性が還付金の入金を確認するため通帳を確認したところ、残高が減っていたため、被害が発覚しました。

警察は、市役所や年金事務所など公的機関の職員を名乗り「返金や還付金があるので手続きが必要だ」などと言われ、ATMでの手続きを案内された時は、なりすまし詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしいと呼びかけています。