山岳地帯での遭難や災害に備え、消防がドローンを使って、危険な場所を把握するための調査を行いました。

福島県郡山市の御霊櫃(ごれいびつ)峠で行われた山岳調査には、郡山消防署の救助隊7人が参加しました。

県内各地で登山シーズンを迎えるなか、今年、県内ではすでに24件の山岳遭難が発生しています。23日は、遭難や災害が発生した際に使うドローンや無線機器の通信状況を確認し、危険な場所などを調べました。

郡山消防署・柳沼清貴救助係長「山の季節に合った装備で入山すること、そのうえで自分の体調や入山ルートを考慮して計画的に登山してほしい」

消防は、登山中の熱中症にも注意するよう呼びかけています。